ファジィ積分とファジィ推論の使い方
このページは,知能と情報(日本知能情報ファジィ学会誌),vol.27, no.1 (2015年2月号)に掲載予定 『高萩 栄一郎 ファジィ積分とファジィ推論』で示したファイル使い方です.
準備
- 元のページからファイル(fzes_int.xlsm)をダウンロードします.
- Excel で起動します.マクロ等を有効にしてください.また,[開発]のタブを表示させてください.
例題
例題のルール

図1:例題のルール
入力画面の生成
マクロを使って,入力画面を生成します.
- Excel のマクロ(fzrs_int_set.fzrs_int_set)を起動します([開発]→[マクロ]→[fzrs_int_set.fzrs_int_set])
- 新しいシートを作成します.
- 入力数を入力します.上の例題の場合 2
- 最大分割数を入力します.上の例題の場合 3
- 下の図のような画面が出ます(色のセルの部分は後に入力)

図2:入力画面
黄色のセルに設定していきます.
- [D3] 計算方法を指定します(表1)
- [B6:C8] 代表点の値をしてします.図2の c(入力1,入力2) の値
表1: 計算法
番号 | 計算法 |
1 | ショケ積分 |
2 | 菅野積分 |
3 | 代数積加算重心法 |
4 | 論理積加算重心法 |
計算
- [G4:H5] 緑のセルに入力値を設定
- [I4] I4 には,計算式が設定されており,自動的に計算される.
関数 fzrsint
- VBA で作成した 関数
- I4:での設定 =fzrsint($D$3,$B$3,$C$3,$B$6:$C$8,$D$12:$D$20,G4:H4)
- 引数
- 引数1: 計算法 表1参照
- 引数2: 入力数
- 引数3: 分割数
- 引数4: 代表点の座標(範囲)
- 引数5: 代表点での出力値(範囲)
- I4の計算式を複写して使うことも可能
問い合わせ先:高萩栄一郎: takahagi@isc.senshu-u.ac.jp