一日目 ゼミ生による卒論中間報告
初日は台風の影響で長崎への上陸が危ぶまれる事態となりましたが、なんとか遅れながらも中間報告に至ることが出来ました。
二日目 長崎市内にてフィールドワーク
平和公園にて記念撮影をしました。「平和記念公園」と間違われることが多いですが、正式名称は「平和公園」です。戦争を繰り返さないという誓い、そして世界平和の願いが込められつくられました。写真奥の「平和祈念像」は特徴的なポーズをしていますが、これにはちゃんと意味があります。上に向けられた右手は「原爆の脅威」、横に向けられた左手は「平和」、そして瞳を閉じた表情は「原爆犠牲者の冥福を祈る」という意味が込められているのです。毎年8月9日には、ここで平和祈念式典が行われています。
訪れた長崎原爆資料館は、長崎市の原爆被爆50周年記念行事の一つとして、被爆の実相と平和の願いを込めて1994年に開館されました。当館は原爆による被害を再現した多くの展示物や、被爆体験者の証言のように、当時に起きた惨状を生々しく感じることができる内容となっていながらも、原爆投下までの歴史やビデオなどのように平和に向けてのメッセージも多く発せられていました。
三日目 長崎市内にてフィールドワーク
最終日もフィールドワークで、主に出島に行ってきました。出島は、1634年に元々ポルトガル商人を受け入れるために作られた人工島で、その後鎖国政策が実施されると同時にオランダや中国からの商人を受け入れる場所となりました。その後1903(明治36)年に付近が埋め立てられ、市街地と地続きになり、現在資料館として建っています。
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