一日目 ゼミ生による卒論中間報告
二日目 広島市内にてフィールドワーク
二日目はまず袋町小学校を訪れた。一階と地下には原爆投下直後から行われた被災者に対する救命活動の様子や、写真にも映っているように、離れ離れになった家族や友人、知人を探すために壁に書かれた伝言が復元されて展示されていた。案内担当のボランティア山本さんからそうした展示について説明を聞いたうえで、二階へと続く階段の途中にある全国各地から寄せられた平和への思いのこもったたくさんの千羽鶴を目に焼き付けることで、被爆地の平和への思いを体感することができた。
二日目は原爆ドームにも訪れた。原爆ドームはほぼ360度、あらゆる角度から建物の外観を見ることができた。鉄筋コンクリート造りの強固な建物をも廃墟にしてしまうという恐ろしさを実感することができた。平和祈念公園内にある広島平和祈念資料館、国立広島戦没者追悼祈念館の原爆に関する映像史料、実物資料、原爆による身体的被害をまとめた科学的資料と合わせて原爆による被害の実態を見ることができた。
三日目 宮島にてフィールドワーク
最終日もフィールドワークで、主に広島駅から1時間ほどかけたところにある宮島に行った。特に海上に浮かぶ神社として有名な厳島神社は印象的だった。この神社は、改修を繰り返したとはいえども、平安時代に平清盛に厚く守られ、1996年には世界文化遺産にも登録されるなど、1000年以上も大切に保存されてきた神社だという歴史的な重みを実感しました。
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