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2004年度
>pp.151-153 Mattie Dillworthの話(担当:藤島亮)
Chapter
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SLAVE CULTURE:
"honest and fair service to the Lord and all mankind everywhere"
Mattie Dillworthの話(pp.151-153)
担当:藤島亮
Mattie Dillworthはケンタッキー州に奴隷として生まれ、所有者(主人)たちには“Martha Ann”と呼ばれる。家族は母と姉がおり、その母はMarthaが子供のころに死亡し、その体をプランテーション内の埋葬し、印として桃の木を植えた。主人のMclain家の人々はReubenとその妻のbetsyがおりMarthaはbetsyに使えていた。Mclain家はプランテーション内に2、3階建ての家を所有しており、そこに奴隷も住んでいた。
プランテーションでのMarthaの仕事はbestyとその娘の世話をし、応接間に来る訪問客の対応がメインであり、農作業はやらず、彼女いわく「誰かが農作業をやれと言えば、私はその人の顔をなじったのであろう」と言うような活発な少女であったのだろう。
しかし、時々betsyは狂ったようにMarthaを牛追い用の鞭で殴るが、他の人は彼女を殴るようなことはなかった。
Marthaが12歳のときbetsyは死亡する。そこでbetsyの所有する奴隷をReubenは売りに出す。妹と共に、“The Trader's Yard”へ連れて行かれるが、Marthaは腺病のため売れない、しかし姉は売られてしまい、二人は二度と会うことがなかった。その後Marthaはケンタッキー主では売れないと考えられ、ミシシッピー州のgrenadaへ移動させられる。
そこで新主人となるMr.Murry Flyに買われる。Mr.Murry FlyはMarthaを買うために、家を売ってまで借金をした。Marthaは新しい土地(coffeville)でMr.Flyが戦争に行くまでの間、台所の手伝いと農場での仕事をした。
奴隷所有者の死はその所有物である奴隷が「お荷物」的存在になってしまい、売られてしまうということは、やはり奴隷を「人」とした対象ではなく「物」として当時の所有者が見ていたことがわかる。
しかし、借金をしてまで奴隷を買うMr.Murry Flyのような人物がいるので一概にはそのようなことは言えないようだ。
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