2024年度卒論報告会
4年生の卒業論文の発表に加え、2、3年生との交流会を開き卒論執筆の注意点に加え、4年生での学生生活で気をつけることを教わりました。

2024年度後期
浜忠雄『ハイチ革命の世界史』を使って、カリブ海から見た奴隷制や人種主義について学びました。4年生の卒論報告会を開催したほか、さまざまな学年のグループを作って学生生活の中でいろいろなことをこなしながら、どのように研究を進めるかというワークショップを行い、とても有益なアドバイスや情報を共有することができました。
2024年度前期
一橋大学社会学部貴堂ゼミの人たちが中心になって編まれた『大学生がレイシズムに向き合って考えてみた』を全員で読みました。同世代の書いたものに触れながら、アメリカだけでなく日本での様々な差別について理解を深めました。例年と同じように、前期始めと終わりに3・4年生は卒論・研究報告、2年生は学習計画について発表しました。
2023年度卒論報告会
4年生の卒業論文の発表に加え、スライドにて卒論での反省や注意点を共有し、卒論執筆に向けてしておくべきことを教わりました。

2023年度後期
イスラエルのガザ侵攻が始まったこと受けて、アメリカ-イスラエル関係史の論文や暴力について考えるために酒井隆史『暴力の哲学』を読み問題の根源を考えました。その後、エドワード・サイード『戦争とプロパガンダ』シリーズの中からいくつかの論考を使ってさらに学びを深めました。それ以外にアメリカのLGBT史や優生学運動についての論文も読みました。
2023年度前期
昨年度後期から引き続いて『「いま」を考えるアメリカ史』をゼミ生全員で読み切りました。4年生が2・3年生担当の報告レジュメ作成を監修し、2年生は徐々にゼミのスタイルに慣れることを目指しました。毎回問題提起を行い、それを中心にディスカッション行いました。また、前期始めと終わりに3・4年生は卒論・研究報告、2年生は学習計画について発表しました。
2022年度卒論報告会
4年生の卒業論文の発表に加え、2・3年生の活動に対するアドバイスや卒論執筆の注意点などを教えていただきました。4年生の方々お疲れ様でした。

2022年度後期
2・3年生は集英社出版、和泉真澄・坂下史子・土屋和代・三牧聖子・吉原真理編著の『私たちが声を挙げるとき―アメリカを変える10の問い―』を読み、レジュメの作成、発表を基にディスカッションを行いました。また、4年生ゼミでは藤永康政・松原宏之編著『「いま」を考えるアメリカ史』をテキストとして用い、その中から複数の論文を選んで学習しました。
2022年度前期
全ゼミ生で『「ヘイト」に抗するアメリカ史;マジョリティを問い直す』を4年生指導のもとでの2・3年生によるレジュメの作成、ディスカッションやテーマによっては賛成派と反対派に分かれた討論を行うなどしました。また、前期始めと終わりに3・4年生の卒論報告、2年生の学習計画の発表を行ないました。
2021年度卒論報告会
12月23日に、前任者の樋口先生をお呼びして4年生の卒論報告会を行ないました。執筆した卒論を基に、執筆するにあたってのアドバイスや心構えを4年生に教えていただきました。樋口先生、お忙しいなか足を運んでいただきありがとうございました。そして、4年生の皆様本当にお疲れさまでした。

2021年度後期
2・3年生は藤永康政氏の現在岩波書店の雑誌『思想』に連載されている第二次世界大戦以降の黒人運動に関する論文を読み、レジュメの作成、発表を行っています。また、4年生ゼミではBLMの高揚を受けて、「刑罰国家アメリカ」をテーマに、関連する各種論文を読んでいます。
2021年度前期
『「ヘイト」の時代のアメリカ史:人種・民族・国籍を考える』を読み、4年生指導のもとでの2・3年生によるレジュメの作成、ゼミ生全員でのディスカッションを行いました。また、それと並行して3・4年生の卒論報告、2年生の学習計画の発表を行ないました。
2015年度〜2020年度
は、論文や研究書に関する議論の他、19世紀半ばから20世紀初頭を生きたジョセフィン・ナポレオン・レアリーの伝記The Life and Legacy of Josephine Napoleon Learyや、1960年代以降現在までミシシッピ州で公民権の活動を続けている活動家の自伝Brother Hollis: The Sankofa of a Movement Manを読み考察しました。現在は、エメット・ティル事件に関する史料を読んで考察しています。
2009年度〜2014年度
は、論文や研究書に関する議論のほかにNarrative of the Life of Frederick Dougalass, an American Slaveという、フレデリック・ダグラスの最初の自伝(1845年出版)を精読して、奴隷制とアメリカ社会について考察しています。その翻訳と解読は、『専修史学』50号(2010年11月)〜55号(2013年11年)に掲載されました。最後の部分は57号(2014年11月)に掲載される予定です。
2008年度は、Mississippi Harmonyという本を読んでいます。これは、ミシシッピ州の小さな黒人町の話です。奴隷制の時代から公民権運動の時代まで一望できるオーラルヒストリーの史料です。みんなで読んで議論しました。考察の例はここからご覧ください。
2008年度の特別プロジェクトは、「聞き書き ベトナム戦争拡大期の沖縄―伊江島の闘いをめぐって―」と題し、『専修史学』45号に掲載されました。その「まえがき」はこちらからご覧ください。
2007年度は、Remembering Jim Crowという本を読みました。これは、主としてノースキャロライナ州在住のアフリカ系の人々にインタビューして集められた、人種隔離時代に関するオーラルヒストリーの史料集です。みんなで読んで、それぞれの史料から何が読み取れるかを議論しました。
2006年度の前期はCape Fear Museumに所蔵されている史料で、Caroline Sadgwar Manlyが息子たちに宛てた手紙を読みました。この人物はジムクロウ法が特に南部で定着していた時代に生きた「黒人」女性です。この史料紹介は、専修大学歴史学会の会誌『専修史学』第42号(2007年3月)に「キャリー・マンリーからの手紙―母として黒人として―」と題して掲載されました。その「はじめに」は、こちらからどうぞ。 さらに、『歴史のなかの「アメリカ」』(彩流社、2006年)を章ごとに報告しあって議論しました。
2005年度
Families & Freedom
2004年度
Remembering Slavery
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