7月(ゼミナール第12回)

第11回 望月ゼミナール活動報告

1997年7月3日 書記 小倉 亮二

(連絡事項)

ゼミ合宿>

9月9日から9月11日

場所:山中湖セミナーハウス

費用8000円を前期、最後のゼミまでに幹事の石井まで!

 

<インターン募集>(渡辺からの連絡)

セコム情報サービス(株) 場所:中野坂上

セコム情報システムで自分は何ができて何をしてみたいかをメールで書いて送ってください。

kenken@tky.attnet.or.jp.

 

(活動内容)

『最近の出来事(経済問題eat)について考える』

《話題》‘神戸市須磨区の猟奇殺人事件について,(出題者 小倉)

今回の事件において、学校教育や家庭環境、社会的変化などの外的要因が引き起こしたという意見と、その人自身の問題であり、潜在的にそうした要素を持っていてそれが最悪の形として表面化したという意見に分かれた。

結局、さまざまな要因が積み重なりこのような前代未聞の事件に発展したのだろうが、しかし大切なことは今後このような事件を引き起こさないためにどうしなければならないかを考える必要があるのではないかということであった。

 

 

「日本経済の歴史的転換」 中谷

第八章『情報革命』に乗り遅れた日本

担当 宮澤 ,鎌田 大介

 

配布資料はここです。

 


第12回望月ゼミナール活動報告

1997.7.10Thu14:5017:50 書記−宮澤

<連絡・決定事項>

石井−1.前期ゼミナール打ち上げ開催日決定。

場所−向ヶ丘遊園駅前「やるき茶屋」にて

日時−1997.7.17Thu

会費−3,000円(飲み放題)

2.夏期合宿について。

場所−専修大学山中湖セミナーハウスにて

日時−1997.9.99.11

会費−セミナーハウス利用費8,000

安西−新人ゼミナール大会について連絡。

場所−専修大学429号教室10時より開会。

先生−1.4年生の卒業写真を撮りたいので、連絡をすること。

(最終期限は夏期合宿)

2.企業見学について。(日時−1997.10.16

企業−SONY

場所−品川

時間−12時から3時間ほどの予定。

3.国際交流課の学生とのDiscussionについて。日時−1997.11.11Tue

時間を設けて、国際交流課の学生とDiscussionを行う。

自己紹介はせずに、事前に質問交換することによって中身のある論述を期待する。

4.「日本経済の歴史的転換」を読み終えて。

次週ゼミ(1997.7.17)までに、各自自分の興味を持った部分について感想、所見をまとめ、原稿用紙5枚以上(2000字)にまとめること。

もちろんNETに掲示する。

渡邊−学生ビジネスコンクールのお知らせ。

鳳祭にて、「学生ビジネスコンクール」に提出する企画書を募集する。興味のある方はご連絡下さい。

This week’s topic

1.(先週の続きより)神戸14才中学生殺人事件について。

清水−・「人の痛み」がわかる人が少なくなってきた。

先生−・「心と感情のバランス」をとらねばならない。

2.外為法について。

先生−・学生には興味の向きにくい話かもしれない。機会があったら再びとりあげよう。

<ディベート>

テキスト「日本経済の歴史的転換−終章」担当−庄子・矢内

配布原稿はここです

先生−日本の既存システムにない所に飛び込んでいく国際化は非常に困難。

流動的な社会では、「自分」を確立しないとそれは難しい(意識改革を!)

  1. グローバル化は透明性を要求する。
  2. イノベーションは周辺から生まれる。
  3. 矢内−周辺とは私たちの生活などごく身近なところを指すのではないか(亀の子タワシとか)

  4. 周辺に光が当たる改革を。
  5. 先生−日本はもっと、リスクに挑戦することに対して、そして失敗した者にたいして、寛容でありたいものである。

  6. 周辺が輝く規制緩和を。
  7. 庄子−悪しき平等主義を排除しよう。また、正しいことをした者にたいする評価は当然の如くされるべきである。

  8. 苦戦する行政改革。
  9. 重要な社会的盛り上がり。
  10. 改革推進のための第三者機関。
  11. 先生−外圧を上手に利用して、規制緩和を推進すればいい。

  12. 封建制度はなぜ崩壊したか。
  13. 先生−・既存システムは、外圧に対して激しく抵抗する。だから、システムの変換には常に議論が交わされるのである。

    Analogyの為にも、好き嫌いの感情にかかわらず、何事も吸収しようという意欲が大切である。

  14. 大増税は目前に迫っている。
  15. 矢内−皆さんのご存知の通りです。

  16. 制度的補完性の問題。
  17. おわりに−それでも行革は進む。

 

(所見・感想など)最後に。

庄子−弁証的な矛盾の積み重ねで歴史は流れていく。

宇多−改革が進まないのは国民が悪い。

皆、心の渇きを満たしている社会に満足している。そういう社会では確固たる民意は生まれない。

先生−(宇多君の意に対して)

皆さんは果たして“満足”しているのか?

斎野−資金調達のにかかわる仕事に興味を持って就職を決めました。

渡邊−アントプレナーシップの育成に努める。日本は対外に比べてまだまだ遅れている。

庄子−(渡邊の意に対して)

Plan to check”ではないのか?

安西−投票率40%という低さに日本への無意識を感じた。

小川−意識改革をせねばならない。過去に甘えた体制は変えていこう。

三冨−案外、日本は大丈夫ではないのか?

奥澤−政治家の質向上を願う。

市川−予想できないことに柔軟に対処するために、もっと貪欲に生きよう。

先生−柔軟性は日本人の特性。しかし、悪く言えばポリシーがないということ。

そういった特性をもつ日本のflexibleな社会に、より良い生活を求めた時に、何に重点をおくかということをもっと考えようではないか。