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活動記録:
2006年ゼミ活動第18回(10月19日) 書記・WEB:Shimane.K

(1) 諸連絡   
(2) 今週の顔Shi.T「三国演技について」   
(3)  本ゼミ   


諸連絡

諸連絡:・新入生歓迎会は11月9日。時間は後日連絡します。4年生で参加できない方は事後感想欄に書いてください。
・面接の自分の時間帯を確認してください。来週月曜日の昼休みからスタート。ディスカッションは26日18時スタート。
・SAより写真の一覧を作ったので、確認して気に入らない写真は言ってください。
・ゼミの全体写真を16日か30日を予定に撮りたいと思います。
・日曜日はスポーツ大会です。集合時間は10時から10時半です。
・インナー大会のアプローチ会議に関しては掲示板に記載します。

今週の顔:Shi.T「三国演技について」

今日、 中国の小説の中で紅楼夢はNO.1 でだが、普及率においてはたぶん三国演義と水滸伝のほうが高い。水滸伝はやくざの話であるため、個人的には好きではない。
一方、三国演義は日本でも愛読されている。 三国と言うと、最初に思い出すのは、赤壁の戦いだろう。
三国演義によって、当時曹操は83万の大軍を率いて長江で周瑜と諸葛亮が率いた孫権と劉備の連盟軍と対陣していた。 この戦いで諸葛亮特に活躍して、すばらしい計略を使い、曹操の大軍を破った。 その後、劉備と孫権とは領土のため戦い始め、諸葛亮は、再び活躍し孫権の元帥である周瑜を三回怒らせ、最後周瑜がその怒りで死んでしまった。 それを読んだら、周瑜が心の狭い人であるというイメージになってしまうだろう。
しかし、本当の歴史を辿ると、そうでもない。 赤壁の戦いでは、本当に戦略を定め、曹操と戦ってすばらしい勝利を収めたのは周瑜であった。 諸葛亮がやったことは、政治面で、劉備軍団と孫権軍団の連盟を促成したことであった。 そして、本当の周瑜は、ちょうど心が狭いと逆で、非常に心の広い人であった。 周瑜は24歳のとき、若い年齢で孫策に司令官に任命された。 当時南中国で、みんな孫策のことを孫郎、周瑜のことを周郎で呼んでいた。 その郎は、三国時代では、かっこいい若い男性のことをさしていた。 そのあと、周瑜は南中国一番美しい女性の一人、小喬と言う女性と結婚した。 そこから考えてみると、周瑜は、その優れた能力、質、そして、仕事、家庭、各方面においても、文句のない成功人物であるであろう。 そのような人物が他の人のことを嫉妬するわけがないであろう。 本当の歴史によると、劉備や蒋幹などの人はみんな、周瑜の度量が非常に大きい、という評価を出したという。
三国演義の中では蒋幹は馬鹿にされてしまったが、本当は、彼は周瑜のところには行ったが、馬鹿なことを何もやってなかった。
最も言いたいのは、どの歴史人物、どの歴史事件にも、三つの形がある。歴史的な形、文学的な形、民間的な形です。 どの形でも、その存在する意味、価値があるので、どれが一番いいとは言わないが、私たち、歴史を見るとき、それをちゃんと分けてみたほうがいいと思いう。 三国を例にして、普通みんな知っているのは、文学的な形の三国演義であろうそれは本当に文句のない、いい本だが、本当の歴史とはかなりぶれている。 三国時代に本当に興味がある人に、歴史的な形の三国志のほうをお勧めする。

本ゼミ

今週の内容
技術力と人材は競争力の一番大きな源泉である。
都市でわからない場合は県で値を求め、だいたいを予測して考えてみる。
大きな都市同士が共同地方債を発行し、リスクを分散させる。地方債が発行できない都市は合併によってリスクを分散させている。 これから地域格差が広がっていく上で競争と協調の動きが広がりつつある。 競争するために資源が足りない場合があり、そのときにお互い協調しながら競争している。

金融班
今週の内容

短期と長期に分ける
[短期]
金利の問題、短期金融市場の機能低下
政令指定都市では金利操作ができない
[長期]
資本ストック、資本装備率、市内総生産成長率と成長論を用いて地方の成長における資本の影響を考える

問題点→短期をどのように長期につなげるか。
成長論は都市レベルでも通用するのか、都市毎に違うパラメーターを見て考える。
S=Iと仮定した上で貯蓄額を調べ、投資がどれほど行われているかを考える。

財班
今週の内容

R&Dの内容→[条件]期待利潤>投資費用
人的資本(理系大学院数)→企業が求めている人材にミスマッチ生じている
   →産学連携によりミスマッチ解消
     ↓
効率的に技術を向上させるため、産業構造の推移

労働班
今週の内容

班の流れ
[問題提起]
都市の労働市場において競争優位性を高めることが可能であるのか
・量‥人口移動によって都市毎の発展はあってもマクロ的な発展は見込めないのでは
     ↓
雇用のミスマッチの解消
・質‥人的資本の向上を目指し職業訓練施設などを有効に利用すること

この二つから市内総生産が向上し、競争優位性はあがるのではないか

[課題]
・項目について都市の競争力を考える上での必要性
・項目に対するより深い定義付け
・項目と市内総生産を回帰分析するための経済学的背景
・労働を量と質に分けて分析するための経済学的背景
・成長論による労働量から競争力の向上を目指すのに限界がある場合は、その理論と実証
・労働の質を全要素生産性から導きだすため、その意義と近似する値を求める

[結論]
少子高齢化により労働量からの競争力の向上には限界があるが、労働の質を向上させることによって競争優位性があがる。

指標は代理変数としてとらえるが、経済的に関係ないようなことでも人的資源に含まれる。
人は生産性の高い土地に移動する傾向がある。
 =生産性の高い都市になることで財源を得ることが出来る。動かない場合はsunk costに縛られている場合が多い。


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