--------------------------------------------------------------------------------------



研究成果（論文・学会発表・講演等）：

・井上幸孝「ヌエバ・エスパーニャの征服・植民地化における聖ヤコブ像―「インディオ殺し」と「モーロ人殺し」をめぐって―」、『専修人文論集』第108号、105～137頁、2021年。
・大原志麻「熊野古道とサンティアゴ巡礼路―「二つの道の巡礼者」の比較」、『四国遍路と世界の巡礼』第6号、愛媛大学　四国遍路・世界の巡礼研究センター、12～21頁、2021年。
・Yukitaka Inoue Okubo（井上幸孝）, "La conquista de México y el apóstol Santiago en la historiografía novohispana", Videoconferencia del Centro de Investigaciones y Culturales, Secretaría de Cultura del Estado de Hidalgo, 2021年6月18日（オンライン講演会、招待講演）。
・井上幸孝「メキシコを征服したのはだれか？　―アステカ王国の終焉から500周年を迎えて―」、在日メキシコ大使館　Web特別講演会（招待講演）、2021年。
・Yukitaka Inoue Okubo（井上幸孝）, "Apostoles en la Historia de la nacion chichimeca de Fernando de Alva Ixtlilxochitl", Studi e Materiali di Storia delle Religioni, 86(2), pp. 558-571.
・田辺加恵「サンティアゴ土産考」、静岡大学公開講座「巡礼路から見る世界～サンティアゴ、イングランド、四国遍路～」、2020年11月7日。
・大原志麻「熊野古道とサンティアゴ巡礼路 ―「二つの道の巡礼者」の比較―」、静岡大学公開講座「巡礼路から見る世界～サンティアゴ、イングランド、四国遍路～」、2020年11月7日。
・井上幸孝「メキシコにおけるカトリシズム、聖ヤコブ、聖地巡礼」、『四国遍路と世界の巡礼』第5号、55～64頁、愛媛大学　四国遍路・世界の巡礼研究センター、2020年。
・大原志麻「サンティアゴ巡礼路『フランス人の道』」、『四国遍路と世界の巡礼』第5号、41～54頁、愛媛大学　四国遍路・世界の巡礼研究センター、2020年。
・井上幸孝「アステカ征服における聖ヤコブ―クロニカの記述を中心に―」、『専修人文論集』第105号、135～159頁、2019年。
・田辺加恵「13世紀の史料にみる聖ヤコブ崇敬の変容」、『スペイン史研究』第33号、1～14頁、スペイン史学会、2019年。
・田辺加恵「観光経営の課題～経営的視点からオーバーツーリズムを考える～」、日本観光経営学会第1回年次大会、2020年1月11日、阪南大学 南キャンパス（招待講演）。
・井上幸孝「スペイン領アメリカにおけるサンティアゴ ―ヌエバ・エスパーニャ副王領の地名を中心に―」、日本イスパニヤ学会第65回特別大会、2019年12月8日、拓殖大学（学会発表）。
・井上幸孝「メキシコにおける聖ヤコブ信仰とカトリック巡礼」、スペイン史学会第41回大会、2019年11月2日、慶應義塾大学日吉キャンパス（招待講演）。
・井上幸孝「メキシコにおけるカトリシズム、聖ヤコブ、聖地巡礼」、愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センター研究集会、2019年10月27日、愛媛大学（招待講演）。
・大原志麻「中世後期におけるカスティーリャ王権とサンティアゴ巡礼の『衰退』」、愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センター研究集会、2019年10月27日、愛媛大学（招待講演）。
・田辺加恵「天草四郎の瓢箪― キリシタンと聖ヤコブの関係を探る―」、立命館大学アカデミック講演会、2019年5月25日、ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル（講演）。
・田辺加恵「『騎士聖ヤコブ』のイメージ形成に関する事例分析―14世紀の図像を対象として―」、2019年度スペイン・ラテンアメリカ美術史研究会、2019年4月20日、東海大学高輪キャンパス（研究会発表）。
・Maria Isabel del Val Valdivieso, Juan Carlos Martin Cea, David Carvajal de la Vega (eds.), Shima OHARA, et al. Expresiones del poder en la Edad Media, Ediciones Universidad de Valladolid, 2019.
・大原志麻、田辺加恵、井上幸孝 「サンティアゴ図像の変遷―間テクスト性と図像―」、『翻訳の文化／文化の翻訳』第14号、静岡大学人文社会科学部翻訳文化研究会、27～72頁、2019年。
・Yukitaka Inoue O.（井上幸孝）, "El apóstol Santiago en la conquista de México: una revisión de algunas crónicas religiosas", Dirección de Estudios Históricos, Instituto Nacional de Antropología e Historia, 2018年9月1日（公開講演会）。
・Yukitaka Inoue O.（井上幸孝）, "Los santos en las crónicas indígenas indígenas y mestizas: el caso de Alva Ixtlilxóchitl", 56 Congreso Internacional de Americanistas（第56回アメリカニスト国際会議）, Universidad de Salamanca, 2018年7月16日（学会発表）。
・Yukitaka Inoue (井上幸孝）, "Los santos católicos en algunas crónicas novohispanas", XXX Congreso CANELA, 同志社大学、2018年5月26日（学会発表）。
・田辺加恵　「『世界年代記』における《マタモロス》聖ヤコブと《ヒスパニア》」、『東海大学国際教育センター紀要』、第38輯、1～12頁、2018年。
・田辺加恵　「11～12世紀のサンティアゴ巡礼路の発展に尽くした人々」、日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会、東京、2017年11月25日（招待講演）。
・大原志麻　「アンデスにおけるサンティアゴ信仰の変容の一側面」、『翻訳の文化／文化の翻訳』第12号、静岡大学人文社会科学部翻訳文化研究会、61～70頁、2017年。

--------------------------------------------------------------------------------------

研究会：

本研究では、サンティアゴ研究会を複数回開催しました。そのうちの2回（2017年と2019年）は一般公開とし、外部の方々のご発表を拝聴したり、ご意見をいただくなどしました。

第3回サンティアゴ研究会（一般公開あり）
日時：　2019年3月30日（土）　14：30～17：50
場所：　キャンパスプラザ京都（京都市大学のまち交流センター）第５演習室　
　　　　　京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939（「京都駅」下車、徒歩5分）

報告者と題目：　
　・桜井三枝子（京都外国語大学）　「先住民村落における聖ヤコブ信仰の変容―中米グアテマラ、マヤ村落の事例から―」
　・立岩礼子（京都外国語大学）　「メキシコ市の守護聖人聖イポリトの役割」
　・共同セッション「聖ヤコブ図像の変遷―間テクスト性と図像―」
　　　①田辺加恵（立命館大学）　「クラビホのタンパン―『マタモロス』前夜の聖ヤコブ騎馬像」
　　　②大原志麻（静岡大学）「イベリア半島におけるサンティアゴの図像の変遷とラテンアメリカにおけるアダプテーション―サンティアゴ・デ・チレ、ボリビア、ペルー―」
　　　⓷井上幸孝（専修大学）「メキシコにおける聖ヤコブ像の定着過程の問題点―間テクスト性と図像から―」


第1回サンティアゴ研究会（一般公開あり）
日時：　2017年5月13日（土）　13：30～16：30
場所：　静岡大学人文B棟206
報告者と題目：　田辺加恵「12世紀スペインにおける『マタモロス聖ヤコブ』像の生成」
　　　　　　　　大原志麻「15～16世紀におけるイベリア半島から副王領へのサンティアゴの移動と変容」
　　　　　　　　井上幸孝「16～17世紀メキシコの歴史記録と聖ヤコブ信仰の移植」

(左から)メキシコ市フランツ・マイヤー博物館の聖ヤコブ像、ケレタロ市の紋章（市中心部サンタ・クララ教会のレリーフ）、メキシコ市南部サンティアゴ・サポティトラン聖ヤコブ像
©Yukitaka Inoue O.


（左から）パドロンの教会内の聖ヤコブの遺骸が係留された石、コンポステラ大聖堂のマタモロスの聖ヤコブ、巡礼者聖ヤコブ　　　©Shima Ohara　

聖ヤコブ科研／サンティアゴ研究会のHPへようこそ

日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究(C)「スペインとメキシコにおける聖ヤコブ信仰の継続と変容の統合的分析」のHPです。