実験器具紹介

実験に使用する器具等についていくつかご紹介します。教養ゼミで使用するのは保護眼鏡とフラスコブラシくらいかと思いますが、実験するには便利なアイテムばかりです。

保護眼鏡

保護眼鏡

教養ゼミでも使用しています。実験における最も
重要なアイテムです。

しゃ光眼鏡

しゃ光眼鏡

ガラス細工の時に強い光が出るので、これをかけて
ガラス細工するようになりました。

磁石

撹拌子取出棒と撹拌子保持具

どちらも磁石が入っています。有機溶媒の
反応なら取出棒の方がいい。

マイクロキャップ

左からマイクロキャップ2μL(ガラス毛細管)、
ゴム球とスポッティングホルダー

TLC にこれを使いだしてキャピラリー
自作するのやめました。
水層でもスポットしやすいのがありがたい。

硝子キャピラリー

ガラスキャピラリー

長さが 12 cm あるのでフラスコに入った少量の溶液
も分析できます。ガラス毛細管もキャピラリーも洗え
ば何度でも使えるので便利です。毛細管より肉厚なの
でややスポットがしにくい。

血沈用ブラシ

血沈用ブラシ(針金柄、羊毛)

5 mm 管を洗うのにピッタリです。後は管の先端が
洗えれば言うことなしです。


フラスコブラシ

フラスコブラシ

フラスコを洗うのにかなり便利です。
フラスコの壁も底もこすりやすい 。


小型フラスコブラシ

小型フラスコブラシ

洗うのにコツがいります(柄の先端を握ってこする)
が、フラスコの底とかトラップ球などとても
洗いやすいです。ただ、15/25のスリのフラスコに
入らないのが玉にキズ

ケミカルスティック

ケミカルスティック

固まった無機塩や乾燥剤を砕くのに便利です。
あまり強く握ると手が痛くなります。


加工ゴテ

テフロンチューブ加工ゴテ

チューブの先端をラッパ状にします

ラッパ

こんな感じになります

 

チューブカッター

テフロンチューブカッター

なかなかの切れ味。チューブがつぶれないのがいい。

桐山カラム

桐山製作所 ILC カラム

地下実験室にあった実験器具で一番貴重なものの一つ。
中にシリカゲルやアルミナをつめて化合物の精製を
します。太さ・長さもいろいろあって写真は内径 40
mm、長さ 300 mm のカラム。1000 mm や
さらに大きなカラムもありましたが、
僕はこのくらいが使いやすいです。

桐山カラム

 

密閉栓(白い部品)とカラムの気密性がよくなかった
ので(古いから。先日買ったものにはOリングが
ついてました。)駒込ピペットのゴムキャップを
はさみで切って取り付けると気密性があがりました。


桐山カラム2

 

フィルターの上にのせる白い詰め物は消耗品ですが、
脱脂綿で代用できます。(初めこの消耗品の存在に
気づかず、脱脂綿でカラムしていました・・・。)

 

風巻君

二連球で上から圧力をかけると溶出が速くなります。

 

水分定量管1

水分定量管

反応混合物を加熱還流しながら水分を除去できます

 

反応装置

実際に装置を組むとこんな感じです

水分定量管2

水分定量管

溶媒が水より重いときに使います

減圧蒸留

減圧蒸留装置

沸点の高い液体を精製します。

マノメーター

マノメーター

圧力を測る器具です。主に減圧蒸留のときに使います。

パスツール

パスツールピペット

9インチと5インチがあります。どのくらい吸い上げ
れば 0.5 (1.0) mL か知っておくと便利。
プラスチック製は教養ゼミでよく使います。

ゴムキャップ

ゴムキャップ

いろいろな大きさがあります。軽くつぶして(向かい
合ったゴムが少しくっつく程度)吸い上げれば
だいたい所定の体積が吸い上げられます。

スクリューキャップ

スクリューキャップ

無水溶媒用のフタです。中心がゴムになっていてシリンジの針を刺すことが出来ます。

フタセット

スクリューキャップとフタ

無水溶媒のフタに使われています。ブチルリチウムもこのフタを使用しています。いくつか試しましたが、このフタがお気に入りです。

   

トップページに戻る