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2004年度
>p.199 Fountain Hughesの話(担当:高橋洋子)
Chapter
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SLAVE CULTURE:
"honest and fair service to the Lord and all mankind everywhere"
Fountain Hughesの話(p.199)
担当:高橋洋子
Fountain Hughesと彼の仲間たちは、教会のような建物や雑木林の木陰ではなく、黒人説教者の小屋で宗教的な会合を行っていた。
黒人説教者は奴隷たちに「いつか私たちは自由になる」であろうこと、そして「私たちが解放されるように神に頼みに行くつもりだ」ということを語った。それから奴隷たちは何時間も歌を歌い続けた。それらの歌は全て聖書の言葉を歌詞にしたもので、中でも最もよく歌われた"Roll Jordan Roll"は少し形を変えながらも今なお黒人たちの間で歌い継がれている。
以上の話からわかるように、Hughesたちの礼拝に欠かせないものであった歌は、単なる賛美歌ではなくて聖書の言葉を彼らが独自に解釈した特別なものだった。白人説教者が意図的に教義をゆがめて奴隷たちに説教した
Bevery Jones(pp.191-192)
の例とは対照的である。Hughesたち奴隷は未来で自由になりたいという願いを込めて歌い続けた。
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