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活動記録:

2010年ゼミ活動第08回(6月10日) 書記・WEB:Nakamura.Y

(1) 諸連絡   
(2) 本ゼミ   

諸連絡
特になし
本ゼミ

今週の内容

■タイムスケジュール
16:35〜 諸連絡(今後の予定)
16:40〜 各班発表(社会保障・労働・財政・金融)15分×4
17:40〜 各班話し合い、終わり次第解散

財政班  :班員(矢田、山崎、山本、御立、関谷)
今週の内容

@ 前回設定した目標
 引き続き所得税制の問題点を示していくこと。

A 今週の本ゼミでの成果
 日本のジニ係数は年々上昇傾向にあり、これは国民の所得格差が拡大している事を示している。さらに言えば現在の国民の所得は二極化が進行している。このように所得格差が拡大している場合、累進課税制度による所得再分配機能の必要性が増すことになる。そのため、さらなる累進度の強化が望まれる。しかし、現在財政難にある日本の財政状況を鑑みると高所得者層だけでなくボリューム層である低所得者層への増税も必要ではないか。増税によりジニ係数等の上昇、つまり不平等度のさらなる上昇及び消費の冷え込みなども予想される。しかし、借金約1000兆円の国が悠長なことを言ってはいられないというのも事実である。所得税又は消費税の増税にしても何らかのテコ入れが必要であることは間違いない。

B 来週の本ゼミでの目標
 来週は所得税の補足率について問題点を示していく。



社会保障班  :班員(工藤、渡邊、田代、中山、湊)
今週の内容

@ 前回設定した目標
 医療保険制度の制度理解。

A 今週の本ゼミでの成果
 医療保険も年金と同様に高齢化の進行により医療費が増大し、医療保険財政が懸念されるようになった。そこで今回は将来的に望ましい医療保険制度を考えるための土台として現在の医療保険制度の体系を理解した。

B 来週の本ゼミでの目標
医療保険制度の成り立ちについてみていく。


労働班  :班員(日吉、伊藤、峰岸、岡崎、宮里)
今週の内容

@ 前回設定した目標
 雇用政策の実績、企業と利用者の意識調査についてみていく。

A 今週の本ゼミでの成果
 若年者トライアル雇用の実績について、トライアル終了後に80%の人が常用雇用へ移行できていることが分かり、この効果はかなり大きいと言える。ジョブカフェの実績について、運営者と利用者側ともにカウンセリングサービスを重要視している。このカウンセリングを受けることで自分に合った職探しができるため、ジョブカフェ利用者は就職後の定着性が高いと考えられる。ジョブカフェの課題として、もっと多くの若者に知ってもらえるようPRすることがあげられる。

B 来週の本ゼミでの目標
 海外(イギリス、フランス、ドイツ)の若年層の雇用情勢や失業の背景について調査する。


金融班  :班員(丸山、中村、富田、林、斉藤)
今週の内容

@ 前回設定した目標
 日本経済における大きな転換期であるバブル経済の問題点を研究していくという目標を設定した

A 今週の本ゼミでの成果
 金融班の結論では二つの結論に至った。
1、1980年代からの金融緩和政策は、資産価格のインフレ(バブル形成)を生みだした。
2、考え方の相違により金融政策(他の政策も)の遅れがあった。
1については金融緩和、つまりこの頃では公定歩合を引き下げるということにより、投資意欲の急な増大がバブルを形成していった。 様々な文献を見ても大体のコンセンサスを得ている意見ではあるが、今回班内で勉強することによりそれがしっかり理解できたと思う。 2についてこちらは政府と日銀に考え方の違いにより、金融引き締めに転じるタイミングを誤ったのではないかということを理解できた

B 来週の本ゼミでの目標
折り返しであるので、一度今までの総まとめをしっかりやり、「失われた10年」に繋げていきたい。



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