その他(教育・研究)
第01回 食編(2003.05.09)
【 アンデス高地の環境利用の特質に関する調査 2002年度 食編 】
2003年3月8-29日 ペルー共和国・ボリビア共和国

【図22:Cebiche セビチェ】
ペルーで一度は試したい味です。この国の海岸地帯は新鮮な海産物が豊富です。 Cebicheは様々な種類の魚介類(白身魚、イカ、タコなど)を一口サイズに刻んで、 タマネギ、レモン、オイルと香辛料で味付けしたものです。日本人は抵抗なく受け入れられるでしょう。 清潔で評判のよい店で食すに限ります。 図の左の皿がそれ(右の皿は白身魚を丸ごと使った濃厚なスープ)。

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【図23:Trucha トルーチャ】
Titicaca湖などの山上湖でも魚介類を味わえます。 Puno郊外の青空ドライブインでは、 B5用紙くらいの大きいfrito de trucha(マスのフライ)を堪能できました。 淡水魚のかすかな匂いがしましたが、養殖物のような脂濃さは全くありませんでした。 ほかには、キスやサヨリに似た淡水ペヘレイも淡泊で美味とのことです。 Cuzcoの宿ではtruchaの大トロ刺身も出していただきましたが、これは最高に美味しかったです。 現地でもなかなか口にできないそうです。

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【図24:Sopa de veduras y chuno 野菜とチューニョのスープ】
Puicaの民家で作っていただいた野菜スープです。 庭先から収穫したばかりの青菜やインゲンマメ、ニンジン、トウモロコシのほか、 chuno(チューニョ)とよばれる凍結乾燥ジャガイモなど具だくさんの一品でした。 図で、やや黒ずんで見えるかたまりがchunoです。 炒り卵のように見える黄色い小さなかたまりはqueso(自家製チーズ)です。

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【図25:Chicha チチャ】
山村で呑まれるトウモロコシの発酵酒です。 通り沿いで軒先に白い旗を揚げている家があれば、「chicha有ります」の目印です。 牛乳のように白く、多少の甘酸っぱさを感じます。 ビールよりもアルコール度は低いと思われます。 最初の一口はやや抵抗がありますが、数口目には旨いと感じました。

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【図26:Folklore フォルクローレ】
PunoやCuzcoのような観光都市には、外人相手の民族音楽レストランが必ずあります。 畳4-6枚分の小さな舞台があり、バンドが生演奏を聞かせてくれます。 演奏後は卓間を歩いてCDを売ったり、チップを集めたりします。 今回、Cuzcoで日本人団体客と同席しましたが、あるバンドなど私たちや団体一行が日本人と知るや 「乾杯」(長渕 剛)を演奏してくれて、ちょっと面食らいました。

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【図27:Cervesa ビール】

私が真っ先に覚えたスペイン語の一つ。 ペルーには何種類かの地ブランドがあり、とくにCuzquenaやArequipenaが有名です。 清涼飲料水などと比較して決して安くありませんが、日本の半額強くらいでしょうか。 普通の商店では冷やして売っていることはまれです。 写真右手は2種類(黒とピルスナー)のCuzquenaです。 左はスペイン語を理解しないで買ってしまったカカオ・マスのかたまり(板チョコレートと勘違いした)。

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【図28:Pax meal 機内食】
長距離便ではフライトの途中で軽食が提供されることがあります(mid flight refreshment)。 今回使ったコンチネンタル航空では往復ともほとんど具のないカップラーメンが出てきて、麺食らいました。 エコノミー席なので仕方ないとはいえ、 予めお湯を注いで配るため麺はのびているし、味も薄く、お世辞にも旨いもんではありませんでした。

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