日銀には初めて行く機会となりましたが、普段何気なく使っているお札や硬貨などの起源や仕組みをもう一度深く知ることができました。日銀の役割はこのお札の発行だけではなく、銀行の銀行としての役割であったり、政府の銀行としての役割を担っておりますが、もともとお金は私たち国民が使用する価値が保証された商品との媒介物です。私たちが安心してお金を使用するためには、この価値が保証されていることが重要であり、これは信用へとつながります。信用なくして、私たちは安心してお金を使うことはできませんし、お金を安心して貯蓄することはできません。お金を安心して使ってもらえるように、定期的にお金を裁断、刷新することで信用を保証している日銀の取り組みを見ているとそれがよくわかりました(4年生)
日本の良さは、この細かな気配りから信用保証を確約するために日々邁進しているという点、そして決して資源を無駄にしようとしない真面目さなのだと痛感しました。その良さが日銀の訪問の中でひしひしと感じることができたという点で、本当に有意義だったと思います
(4年生)
まず、その重厚で趣のある建物に圧倒された、という印象が残っています。家やビルといった建物大好き人間としては、日銀本館はなんともたまらない建物でした。
一般に目にすることができる外観建築の素晴らしさもさることながらドーム型の高い枠天井・支柱と、東京駅や両国国技館などを設計した辰野金吾による明治期におけるネオ・バロック様式の代表作を1時間たっぷり堪能できました。日銀見学ののち、同じく都庁などを建てた日本を代表する建築家である、丹下健三の東京カテドラル聖マリア大聖堂にて演奏会に立ち会う機会があり、まさに日本の代表建築を堪能した1ヶ月となりました。 一方、職員の方々の頭上で転倒している蛍光灯は全体の1/3ほどで陰気臭く、労働環境としては疑問があります。早期のLED導入を重ねて提案します。 (3年生)
日銀では高校の教科書に載っていたままの建物を見れたことにまず感動しました。その後、ガイドの方が各所で日銀にまつわるルーツをお話いただいたり、札束と同じ重さのかたまりを実際に持たせていただいたり、実際に業務をされている方々を見学させていただいたりとても興味がわく一日でした。その中でも一番驚いたことは普通に生活していれば日銀に来ることはないだろうなと思っていたのですが、罰金を日銀で支払えるということを聞いたので無関係ではないのだなと感じました。でも、罰金でお世話にならないように気をつけたいです。(2年生)