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このページについて
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■趣旨……大学の内外におけるいろいろな変化に対して,
自分なりに受け止めようとすれば,どうしても自分が今していることの見直しを迫られる。
そしてそのとき,研究と教育両者の関係について
論理的に折り合いをつけておかないと,
どちらにおいても身動きがとれなくなってしまう感じがする。そのようなことは、決して
私だけの問題ではないと思う(またはそう願う)。そこで,
このページでは私なりの「折り合い」のつけ方を示すことにした。
これもまた研究活動の副産物(HPの趣旨,参照)であると言える。
■「国際人」?……もっともそれだけではない。現在の日本の大学は
「国際化」を謳い、up to date な装いをまとっている。にもかかわらず、
自立した思考を行う個性ある人間(いわゆる「国際人」)
を生み出すことを妨げるものが、
なお強固に存在するのではないかと疑われる。そういう危機感も私にはある。
■以下に収められた文章は,
学生向けスピーチの原稿であったり単なる
自分の心覚えであったりする。いずれにも,大学で学ぶべき知識
の性質とは何か、大学で鍛えるべき思考力
とはどういうものか、といったことについての考察が含まれている。
安心して研究に向かうためには,そうした事柄について自己了解が必要だと私は考えている。
今のところ各項目はバラバラな内容だが,そのうち結びつきができてくるだろう。
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