2008年度 寺尾 教養ゼミナール
コトバと身体のパフォーマンス
演劇という芸術世界の多様さは、「戯曲」という文学世界にとどまるモノではありません。例えば「作品」を演じる「俳優」と、それを享受する「観客」のあり方は、「劇場」という建築空間のみならず、それを取り巻き、支える文化・社会・経済・歴史等々の「今」と関わらざるを得ないでしょう。特に演劇における「パフォーマンス」という視点は、昨今、「身体」という側面からも、かなり先鋭な研究蓄積が行われつつあります。とはいえ、あまり難しく考えず、演劇という芸術世界の楽しさと、ダイナミックなあり方の魅力を、様々な学部の諸君と共に(友に?)、多様な視点からアプローチして行きましょう。
当面は演劇入門百科の類を分担して読みつつ、質疑応答や補足説明等々を加えつつ、共通認識を広げて、おいおい、各自の興味による調査・分析・研究発表等も行って頂きます。 ある日のゼミ風景1 2
2008年度の各自の報告テーマのラインナップ(10月6日改訂)
報告だけではもったいないので、各自の感想を載せることにしました。
6月30日 寺崎:「電子音楽」について
7月7日 田所:「日本のロック X-Japan」
9月22日 塩田:「ベートーベンのピアノソナタ」
9月29日 佐藤:オペラについて
10月6日 中野:クラシックバレエについて:発表者の感想も載せることにしました。
10月20日 名波:ミュージカルについて
10月27日 ☆プッチーニのオペラ「トスカ」二幕・三幕鑑賞
11月10日 三浦:モンタージュについて
11月17日 小堺:ホラー映画について
11月24日 渡辺:日本のアニメについて
12月1日 ☆アニメを巡る意見交換
12月8日 高木:吉本興業について